行政書士市井しんじ事務所

第14条(寄港地上陸の許可)

第十四条 入国審査官は、船舶等に乗っている外国人で、本邦を経由して本邦外の地域に赴こうとするもの(乗員を除く。)が、その船舶等の寄港した出入国港から出国するまでの間七十二時間の範囲内で当該出入国港の近傍に上陸することを希望する場合において、その者につき、その船舶等の長又はその船舶等を運航する運送業者の申請があったときは、当該外国人に対し寄港地上陸を許可することができる。ただし、第五条第一項各号のいずれかに該当する者(第五条の二の規定の適用を受ける者にあつては、同条に規定する特定の事由のみによって第五条第一項各号のいずれかに該当する場合を除く。以下同じ。)に対しては、この限りでない。

寄港地とは目的地へ向かう途中で燃料や食料、乗員の休養のために立ち寄る港のことです。

 

この寄港中に上陸しようとする外国人(乗員を除く)の上陸許可の規定が書かれています
@外国人が72時間以内の上陸を希望
A船長や運送業者の申請がある
この場合には上陸を許可することが出来ます。

 

ただし、第5条第1項各号(上陸拒否事由)のいずれかに該当する場合は上陸を拒否できます。

2 入国審査官は、前項の許可に係る審査のために必要があると認めるときは、法務省令で定めるところにより、当該外国人に対し、電磁的方式によって個人識別情報を提供させることができる。

3 第一項の許可を与える場合には、入国審査官は、当該外国人の所持する旅券に寄港地上陸の許可の証印をしなければならない。

4 第一項の許可を与える場合には、入国審査官は、法務省令で定めるところにより、当該外国人に対し、上陸時間、行動の範囲その他必要と認める制限を付することができる。

寄港地上陸の許可には、上陸時間、行動の範囲などの条件を付けることが出来ます。

トップへ戻る